あいつと最後の恋愛・・・できますか
お風呂を上がり拭いた後、バスタオルを巻いたまま寝室へ連れて行かれた。

立ったままバスタオルをほどかれ、その場に落ちた。

そのまま唇が重なり、徐々に激しく強く抱き合いながらお互いを

求めたあった。

ベットに倒れこみ指先が身体中に触れ、弱い所を刺激し身体中がおかしくなりそうで

シーツを掴んだと同時に背中が反り上がった。

「玲・・・もっと感じて・・」

その言葉がものすごく耳に残った・・・

恥ずかしさなんてもうなかった・・・

「どうに・・でも・・して」

「・・・いくぞ」

聡の思いとすべてが私の身体に入ってきた。

「愛してる・・」

耳元で囁く言葉も聡の息遣いも触れる指先も流れ落ちる汗も

私の気持ちを高ぶらせ、感情をさらに昇らさせる・・・

「も・・っとして・・」

この快感をもっと求めてしまっている・・

今までの私にはこんなことはなかった・・・

さらに激しく求めあい意識が遠くなっていくのを感じていた。

「玲・・綺麗だよ・・」

「さと・・し・・」もう声にもならない

目が合っただけなのにさらに身体が熱くなってしまった。

「玲・・いけよ・・・」薄っすらとその声が聞こえた後・・

一段と早くなった動きに限界がきてしまった。

最後の力強い動きの後、すべてが私の中へと解き放たれた・・・

身体が何処かへ堕ちていくようにそのまま力を失っていった。
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