あいつと最後の恋愛・・・できますか
目が覚めた時はまだ夜は明けていなかった。

見上げると静かに寝息を立てて眠っていた・・

その顔を見てぽつっと言ってしまった。

「好き・・・」

じっと顔を見て居ると聡が薄っすら目を開けた。

「ん・・・」

「まだ早いよ・・」

「告白するなら起きてる時にしろ」そっと頭を撫でた。

「聞こえた?」

「俺のほうが早く目が覚めたからな」

「もう・・ばーか」

「まだ少し寝よう・・朝飯なら外でいいし・・」

私の身体を寄せ直しまた眠った。

「ま・・いっか」

私もまた目を閉じた。

暫くして聡が寝返りを打ち今度は抱きしめるようにしてきた。

胸の中で眠るような体勢だったので密着度が増してしまい

眠れなくなってしまった。

どうしようと悩んでいると聡の指先が身体中を触れ始めた。

その指が昨日の余韻を引きずっている身体に滑り込んできた。

「ちょ・・と・・」

「玲の裸がそうさせた・・」

さらに増す動きに耐えれなくなり甘い声が漏れてると、

「いっていいよ・・」その声と同時に頭の中が真っ白になり

乱れた呼吸を整えるのがやっとだった。

そのまま止まる事無く責められ続け、二人一緒に達していった・・・。
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