あいつと最後の恋愛・・・できますか
朝・・アラームで目を覚ますと聡がいなかった。

リビングへ行くと、スーツに着替えてコーヒーを飲んでいた。

「おはよ・・・」

「おはよ」

「早くない？」

「寝れなかった」

「あ・・そう」

「着替えたら？朝飯食いに行こう」

「わかった。待ってて」

置いていた服に着替え一緒に出勤した。

「玲・・・今度ちゃんとあいさつに行くわ」

「何処に？」

「お前の実家だろ」

「え？もういいよ」

「ダメだ。じゃないと一緒に住めないだろ？」

「また勝手にきめてない？」

「今回のことで思った。一緒に住もうって」

「・・・かんがえさせて」

会社近くで朝食を済ませ、会社に向かった。

「玲！聡！」健二が走ってきた。

「おはようー」

「玲、聡に聞いた。喧嘩したって？」

「健二。殴るよ」

「心配するな。理香なら大丈夫だよ」

「はいはい。どうでもいいわ」

「健二・・・玲やっと機嫌治まったのに・・」

「はぁあ！誰が・・・」

「玲・・怒ってる？」

「二人とも・・・本気で怒らせたいわけ」

「玲、説明しただろ」

「あんた達って女をわかってないわ・・・」

あんなにしつこく連絡してくるなんて絶対にまだ何かする・・・

その予感が当たりそうな気がして・・・

二人をそっちのけで先に歩いていた。
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