あいつと最後の恋愛・・・できますか
沙織にも大体の話をして今の私の気持ちも伝えた。

「玲・・女の勘って当たる時は当たるから・・・」

「でしょ。理香って子まだ仕掛けてきそうな気がして・・・」

「今夜４人でご飯に行かない？」

「・・・わかった」

今日は定時で上がろうと決めたので、たまった仕事をさっさと終わらせた。

聡も健二も連絡しているので定時で上がるように調整ができたと言っていた。

沙織と健二のことも気になってたし・・・

明日は休みだから、思いっきり飲んで言いたいこと言おうと思った。

定時・・・３人がお先にと言って部屋から出て行った。

健二と１階で待ち合わせをしているのでエレベーターで下りていった。

健二に向かって歩いていると、一人の女性が健二と話てした。

「沙織・・例の女？」

「違う・・・」

健二が珍しく女性にきつく当たっていた。

聡を見ると表情が険しくなっていた。

「理香！帰れ」その声に私が一番驚いた。

「玲・・どうする？」

「沙織、健二の所いこう」

３人で向かっているとこっちを見て「こんばんは」とあいさつをしてきた。

< 167 / 441 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop