あいつと最後の恋愛・・・できますか
さてと・・・連絡しようとした時、「お疲れ」と声をかけられた。

振り返ると３人が立っていた。

「玲・・・あんたすごいわ」

「理香妊娠してたな」

「え？何でしってるの？」

「俺らずっと後追ってたから・・・」

「じゃ・・・話早いわ。聡、疑ってごめんなさい」

「いいよ。俺も悪かった」

「正直いうね。私、場合によっては聡と別れるつもりで話してたの」

「え・・・」

「相手の出方次第で終わらせようと・・・」

「玲・・・」

「理香さん寂しかったんでしょ・・きっと」

「そうかもな・・・」

「あの人浮気するかな？多分勘違いだと思うけど・・・」

「昔から早とちり多かったしな・・あいつ」

「健二・・・その性格先に言ってよ」

「まぁここで話すのもなんだから飲まない？」

「行こうっか」

４人で近くの居酒屋へ向かった。

そこで過去の話に花が咲き色々聞きだすことができた。

今夜は聡も健二も凄く大人しくなっていた。

健二の例の女の件も片付いたということで、何もかも治まったことにした。

拓弥にもメールを入れて理香さんの件は終わったと伝えた。

最後の恋愛は終わることも無くなった。
< 170 / 441 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop