あいつと最後の恋愛・・・できますか
「・・・本当にいいのね。後悔しない?」

「って何で後悔?こんなに好きなのに?」

あっさりと言われる言葉に私の心臓もドキドキ感が半端なかった。

「正直いうと・・自信が無いの・・・」

「やっぱりそうか」

「え?」

「今までのお前をどれだけ見てた?」

「・・・いっぱい」

「だからそんな玲も俺は知ってるから、お試しでいいって言ったんだ」

聡ならこんな私でもすべて受け止めてくれる・・・

これだけわかってくれる人だから・・・決めた。

「聡・・・一緒に住もう・・お試し・・じゃなくて」

「え・・・いいのか?玲、無理はするなよ」

「だって・・もう私が強くなくていいし・・甘えてもいいんでしょ」

「もちろん。俺でよかったら」

「じゃ・・これからお願いします」

今度は私から聡の胸に飛び込んだ。

「これからもよろしく」

朝日を浴びながら、同棲スタートを誓うこととなった。

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