あいつと最後の恋愛・・・できますか
ぎくしゃく
朝・・・いつもより体が重いように感じる・・・

「酒・・抜けてないかな・・・」

会社へ行く用意をして、コーヒーを飲んで、出勤した。

頭を押さえながら歩いていたら声をかけられた。


「大丈夫?玲」

「あ~沙織」

「飲みすぎた?」

「ちょっとね・・・聡とね・・」

「あんた達ってほんとに何もないのがおかしいわ。あれだけ一緒に飲んで」

「・・・そうだね」(実は2回あったけど・・)

「沙織?健二は?」

「聡と出張だよ」

「え?あいつ今日、出張だったけ」

(よかった~昨日何もなくて・・・)

「今朝、急にね。健二と急いで行ってたよ」

「そっか・・」

「私達同期4人、独身で何もなしって」

「あんた健二と寝たでしょーが」

「ばれた?」

「バレバレよ。私は聡とは何も無いからね」(キスはあるけど・・・あれは事故だし)

「玲って聡こと・・何も思わないの?」

「聡・・・彼女いたし、ただの飲み友」

「ふ~ん・・・飲み友か・・・」

「仲いいのにね・・・」

「今で十分だから」

そう言いながら、部署へ向かった・・
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