あいつと最後の恋愛・・・できますか
帰り道、聡と歩きながら今日の話をした。

「玲、だから・・・泣いたんだろ」

「海のこと?」

「ああ」

「そう・・嬉しかったの・・」

「付き合い長いもんな・・」

「健二もこれで落ち着いてくれたら・・」

「大丈夫だよ。もう心配ない」

「そうだといいんだけど・・・」

「健二も父親か・・・」

「そうだね・・いいパパになりそう」

「子供が女だったらあいつ大変そうだな」

「でしょうね・・うちの娘に!っていいそう」

「ほんとだ」二人で笑った。

「玲・・・」

「ん?」

「俺らもいつかはそうなったらいいな」

「そうだね・・」

「じゃ今から・・」

「あのね・・ダメでしょ」

「同級生・・俺は賛成だけど」

「ってばか!」腕をおもいっきり叩いた。

「痛いな。でも・・帰ったらおぼえてろよ・・」ニヤッと笑っていた。

「・・・お手柔らかに・・」と言うしかなかった。

聡の家に帰り、案の定ベットでの仕返しが・・・

「玲・・思いっきり鳴かせるからな・・」

「それだけは・・」

しっかりと鳴かされ続け、意識を手放した。
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