あいつと最後の恋愛・・・できますか
駅前で別れ今日の泊まり先を相談していた。

「聡の家?それとも私の家?」

「俺の家に来いよ」

「いいの?」

「ああ」

自分の最寄の駅に降りず聡の家に向かった。

家に着いてお風呂に入り、寝るまでソファーでくつろいでいた。

聡が誰かと電話をしていた。

「日曜あいてる?・・わかった。じゃ午前中に・・」

電話を切りこっちにやって来た。

「玲、日曜日俺の家に行くから」

「わかった。家は土曜日でいい?」

「そのほうがいい」

実家に電話を入れて予定を聞いたら、金曜から来いって言われた。

「聡も行くんだよ・・うん・・わかった。じゃ・・そうする」

「何て?」

「金曜の夜から来いって。拓弥の家に泊ればいいからって」

「お前ん家って学生の頃はよく行ってたもんな」

「私知らないよ」

「お前ほとんどいなかっただろ」

「・・・すいません・・沙織とつるんでました」

「金曜ってすぐだな」

「すぐだよ。しっかりしてね。旦那さん」

「お前も日曜日大丈夫か?」

「・・・胃が・・痛い」

「心配するな。俺の家もそう変わらないよ」

寝不足で飲んだせいか、ベットに入ると

すぐに眠り、いつ寝た記憶すらなかった。






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