あいつと最後の恋愛・・・できますか
明日の準備をしている時、聡が突然言った。

「玲、俺の家みて逃げるなよ。それと、家での俺を見て笑うなよ」

「は?どういうこと?」

「見ればわかるよ」

その言葉がプレッシャーになってきた。

「聡・・私で本当に大丈夫?」

「安心しろ。両親が手を叩いて喜んでいたから」

「それが一番怖いわ」

「俺の母親、結構楽しい人だから」

「お父様は?」

「そうだな・・・ダンディーって言葉が似合うかも」

「へ?あんたの家のこと拓弥に聞いておけばよかった・・」

「拓弥は俺に聞けとしか言わないよ」

「それどういう意味?」

「まぁ行けばわかるさ」

その言葉に増々不安になった。

「お土産はこの間買ったケーキ屋でいいから」

「了解」

「じゃ・・明日の為に・・玲を食べようかな・・・」

私に近づき手で顎をあげてやさしく笑っていた。

「あのーまだ夕方・・それに夕食・・・」

まずい・・・後ずさりを始めても近づいてくる・・

「夕食?玲でいいから・・・」

ベットの横まで追い込まれてしまい、そのまま座らされた。

「ちょ・・と待ったー!」

「ダメ・・待てない・・」そのまま倒されてしまった。

結局、待ってもらえずいっぱい愛され動けなくなってしまった・・・

ベットから出てこれるようになったのは、夜の8時だった。
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