あいつと最後の恋愛・・・できますか
「あんた・・・その感覚よく植えつけたね」
「ああ・・普通のワンルームに住んだ時に思い知らされた」
「ワンルーム?」
「ああ・・初めて借りたところ」
「大きさは?」
「20帖はあったかな・・」
「それ普通じゃない。大きすぎ」
「だから、玲が知っているあの部屋に変わった」
「あの家ね」
「それから、今のマンションに引っ越した」
「なるほど・・・」
「本当はもっと上を買おうと思ったが、親父に怒られた」
「当たり前よ。普通のリーマンが買わないわよ」
「薫子さんがお祝いに半分出すっていったから」
「あんたそれで買ってたら殴ってたわ」
「だと思う・・」
「じゃ今の家は出してもらったの?」
「いや・・ローンだよ。自分で払えって」
「車は?」
「あ・・実家にあった俺のベンツ売って買い直した」
「あんた・・・何台持ってたの?」
「3台」
「聡・・・今は?」
「1台」
「それでいい。もう感覚は大丈夫そうね・・・」
「でもたまに薫子さんから贈り物は届くけど」
「何?」
「服、食べ物・・・お酒かな」
「親としてだからいいんじゃない」
「これからは玲の服も届きそうだな・・・」
「え・・・それ・・ダメだわ。聡、断って」
「もう遅い。そのうちドレスのデザインって言ってきそうだな」
「あ~健二と沙織に何て言おう・・・」
「健二なら俺のこと知ってるから安心しろ。沙織は知らないけどな」
「ってことは・・ずっと黙ってたってこと。健二も・・あ!拓弥も!」
「だな・・・」
「ああ・・普通のワンルームに住んだ時に思い知らされた」
「ワンルーム?」
「ああ・・初めて借りたところ」
「大きさは?」
「20帖はあったかな・・」
「それ普通じゃない。大きすぎ」
「だから、玲が知っているあの部屋に変わった」
「あの家ね」
「それから、今のマンションに引っ越した」
「なるほど・・・」
「本当はもっと上を買おうと思ったが、親父に怒られた」
「当たり前よ。普通のリーマンが買わないわよ」
「薫子さんがお祝いに半分出すっていったから」
「あんたそれで買ってたら殴ってたわ」
「だと思う・・」
「じゃ今の家は出してもらったの?」
「いや・・ローンだよ。自分で払えって」
「車は?」
「あ・・実家にあった俺のベンツ売って買い直した」
「あんた・・・何台持ってたの?」
「3台」
「聡・・・今は?」
「1台」
「それでいい。もう感覚は大丈夫そうね・・・」
「でもたまに薫子さんから贈り物は届くけど」
「何?」
「服、食べ物・・・お酒かな」
「親としてだからいいんじゃない」
「これからは玲の服も届きそうだな・・・」
「え・・・それ・・ダメだわ。聡、断って」
「もう遅い。そのうちドレスのデザインって言ってきそうだな」
「あ~健二と沙織に何て言おう・・・」
「健二なら俺のこと知ってるから安心しろ。沙織は知らないけどな」
「ってことは・・ずっと黙ってたってこと。健二も・・あ!拓弥も!」
「だな・・・」