あいつと最後の恋愛・・・できますか
家に着くと寝室へ直行した。このドレスを脱ぐためだった。

慣れない服装に恥ずかしくてもう限界だった。

急いでホックを外そうとした時、聡の手がそこを外した。

ドレスが床に落ちて下着が露わになっている所を後ろから抱きしめてきた。

「ちょ・・と・・やめて」

「だって・・・凄いこのドレス嫌だったから」

「どうして?」

「背中・・丸見え」そう言いながら指で私の背中をなぞった。

「だめ・・くすぐったい」逃げようとした時、引き寄せられた

「なぁ・・このままいい?」

この体制は無理だ。立っている状態で何をしようとしているのか・・・

「聡・・おふろの後にして」

「ダメ・・我慢できない」

手の動きが怪しくなり、逃げようとするが、男の力には叶わない。

「・・せめてベットで・・・お願い」

「後でな・・」

そのままの状態で唇と指の動きにどうすることもできなくて、目の前の壁に

てをつくことも許されず、そのまま聡に身を預けるようにするしかなかった・・・

もう立っていられないぐらいに足の感覚が鈍っているのがわかったが、

聡がそれを許すことは無かった。

私の限界がわかったのか、聡はそのままベットへ寝かせてくれた。

いつもと違う聡の雰囲気に飲まれてしまった・・・

その後も身体中に愛情を注がれ、背中に熱い痛みが走り、そこに跡をつけたのが

わかった。

「誰にも見せるなよ・・」耳元で囁いた言葉に、聡のちょっとした嫉妬心を感じた。

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