あいつと最後の恋愛・・・できますか
「聡、お昼行く?」

「ごめん。俺遅れる」

「わかった。じゃお先」

食堂へ行くと沙織と健二に会った。

「どうですか?移動して」

「・・・最悪かもしれない」

「何で?」

「仕事の量が半端ない」

「玲、聡は?」

「仕事で昼食は後からだって」

「あいつもしんどそうだな」

「初日で潰れそう・・・」

「まぁ頑張って」

「それより、沙織は?」

「順調。悪阻も落ち着いたから、仕事の鬼になってる」

「私達が抜けたからごめん・・」

「大丈夫。スーパー助っ人がいるから」

「助っ人?」

「派遣さんを入れてくれたから」

「じゃ安心だね」

「まぁお互いがんばろ」

「そうだね。じゃまたね」

食事も終わり、休憩室へ行くと美紀子さんがコーヒーを飲んでいた。

「美紀子さん」

「玲!お疲れ」

「ちょっといいですか?」

「ええ大丈夫よ」
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