あいつと最後の恋愛・・・できますか
夜中、目を覚ますと聡がベットにいなかった。

慌てて起きあがってそこにあったシャツを羽織り部屋を出ると

リビングに座っていた。

「聡・・・」

「あ・・ごめん起こしたか・・」

「違う・・のどが乾いて・・」

ほんとは焦ったなんて言えないのごまかした。

「玲その恰好・・煽ってるか?」

「え?」

「裸に俺のシャツ・・透けてるぞ・・」

「あ!・・やだ・・ごめん」

咄嗟に手で隠したが遅かった・・・

「・・・玲・・まだ足りないか?」

「え?いや・・十分です・・」

「俺は・・足りない・・だから・・」

近づいてきてそっと腰を抱いた。

「このままここでもいいぞ・・」

「だめ・・・」

慌てて寝室へ行きベットに潜った。

「潜るな」布団をまくられて捕まえられた。

「その恰好はやっぱり煽ってる」

着ていた服を脱がしてじっと見つめられた。

「恥ずかしいから・・ゆるして・・」

「許さない・・・」

「玲・・・もっと乱れて・・」

その一言の後、お互いを求め合いさっきより激しさが増し

この上ないくらいの感情が込み上げて二人一緒に達していった・・・

その後、聡に起こされるまで動けなかった。
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