あいつと最後の恋愛・・・できますか
早く寝たせいか、起きない時間に目が覚めた。

「まだ5時か・・・早すぎた・・」

まだ寝ようとしてベットに潜ったが目が覚めてしまった。

「今日から残業なのに・・・疲れそう・・・」

早起きしたので洗濯、掃除、朝食の準備をしていると

スマホが鳴った。

「聡どうしたの?」

「ごめんな朝早く」

「いいよ。だいぶ前に起きてたから」

「じゃあまり寝てないな・・無理するなよ」

「大丈夫。そっちは?」

「さっき着いた。今日は一日ゆっくりアパートでのんびりする」

「敏則は?」

「アパートが近いから後で食事にいく」

「じゃ仲良くしてね」

「ああ・・・」

「大丈夫?結構電話代高いよ。」

「気にするな。あのな・・玲・・・」

「ん?」

「声はこんなに近いのにな・・・」

「・・・ばーか。さっき別れた所でしょ」

「メール送るから・・パソコンも見ろよ」

「はいはい。わかった・・・じゃ」

「冷たいな・・・」

「だって・・これ以上話ていたら・・・」

「玲・・・愛してるよ」

「もう朝から恥ずかしいわ~」

「あははは・・そうだなそっちは朝だもんな」

「そうよ・・・じゃ聡・・またね」

「ああ・・またな」

ほんの少しの時間だけど、しっかり愛情充電ができた

声の力って凄いと思った。
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