あいつと最後の恋愛・・・できますか
早めに出勤してデスクに置かれていた資料の点検をしていた。

「おはよう・・早いわね」

「美紀子さんおはようございます」

「その様子だと・・・いい感じだったのかな?」

「わかります?」

「そうね・・わかる」

「朝から連絡があって」

「え?あんた何時に起きたの?」

「5時」

「てことは・・・着いてすぐ連絡あったの?」

「そうですね」

「まぁラブラブなことで」

「朝からすいません」

「で・・・これからは大丈夫?」

「はい・・残業でも休日出勤でも何でもしますよ」

「あら・・・ありがたいこと」

「12月に向けて頑張ります」

「じゃとりあえずの目標12月でいきますか!」

「はい。よろしくお願いします」

早速仕事に取り掛かった。

次々と出勤してくる仲間も大丈夫?と声を掛けてくれた

心配させないように笑顔で大丈夫ですと答えた。

就業時間になり電話、メールのやり取りで朝から忙しかった

ニューヨークの件は課長と美紀子さんが中心となって指示してくれた。

私は一日中パソコンとにらめっこで資料の作成だった。

時々ニューヨークから届くメールの宛名が潤子だったが

仕事と私情は混同しないと決めたので普通にやりこなした

あっと言う間に一日が終わってしまった。
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