あいつと最後の恋愛・・・できますか
「玲・・この際だから聞くけど、何年彼いないの?」

「・・・もう2年かな・・・」

「原因きいていい?」

「振られた・・」

「マジ!あんたみたいな子?」

思い出したくないのが脳裏に現れた・・・

(玲、お前は一人でも大丈夫だろ・・でもな・・あいつはダメなんだ)

「そう・・悲しかったけど・・・でも仕方ないかも・・だって甘えられなかったし・・」

「そうだよね・・頼れないよね・・玲の性格って」

「そう!そこよ。ほんとは甘えたい時もあったのに・・って私こんな話
 ・・・ごめん」

「いいよ。俺のこと気にするなって・・」

「玲はいい女すぎるんだよ。聡に勿体ないわ。」

「健二・・お前・・」

「健二あんたほんとにばか?気持ち考えなさいよ」

二人に睨まれていた。

「健二はね、私に気をつかってくれてるの。ね、健二。沙織も聡も気にしすぎ。
 まぁ今夜はゆっくり飲もうよ」

そこからは昔の話やみんなで遊びにいったことなど色々話をした。

「あ~おもしろすぎ」

「ほんと私達ってばかばっかやってたね」

「健二がこんな天然だと思わなかった」

「聡もだろ・・お前・・隠しすぎだわ」

4人が笑った

「おい。もう何時だ?」

「4時・・・」よく飲んだとみんな驚いてた。

「始発待ちか・・・」

「タクシーで帰る?」と沙織聞いてきた。

「私は電車で帰るわ」

「じゃ 俺もそうする」

「聡、玲のことお願いね」

「って方向逆でしょあんたの家?」

「引っ越した。」

「いつ?」

「この間」

「みんな知ってた?」

「知らない・・」3人が聡を見た。

ごめん・・黙ってたと言った。
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