あいつと最後の恋愛・・・できますか
多忙・・のち・・ダウン・・
歩きながら話をしたいことがいっぱいあったが、聡の一言で言えなくなった。

「玲・・・泉田のことだけど・・」

「え?いっ・・泉田君?」

「・・・俺に黙ってることあるだろ・・・」

「え?何のことかな・・」

「しらばっくれる気か?」

道端で私の顎をすっと持ち上げじっと見つめられた。

「え・・あの・・聡は・・何を知ってるの?」

「ってことは・・・色々ありそうだな・・」

まずいこれ以上突き詰められたら・・ヤバい・・

「わかった・・・ちゃんと話すから、今は聞かないで・・・」

「泉田にこれから会うんだけど・・・俺」

「あ・・そうだった・・・」

会社で何かあっても困る・・でも話は長くなりそうだし・・・

「簡単に言うわ。私にちょっかいかけてきたのは確かよ。でもちゃんと
断ったから。それ以外は何も無い。以上」

「ふーん・・あ・・そう」

「疑ってる?」

「いや・・」

何か嫌な予感はしたが、今話をすることはできない・・・。

「帰ったらちゃんと話すから・・とりあえず行こう・・」

来た電車に乗り、会社へ向かった・・・

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