あいつと最後の恋愛・・・できますか
課長を見つけてこっちから大きな声で声を掛けた。

「課長!おはようございます・・ちょっといいですか」

「玲ちゃん、今日は機嫌がいいねーどうした?」

手を引っ張り見えない所で話をした。

「課長、何で言ってくれなかったんですか、聡のこと」

「あ・・それ・・ニューヨークの空港から連絡はあったんだ・・
でもまさか帰ってくるとは・・俺も思ってもなかった。
4日の休暇だったし・・仕事には影響もでないしな・・」

「で・・泉田君のこと聞かれたんですけど・・」

「あ・・あれな・・美紀子だよ」

「嘘~聡が泉田君と話するって言うから・・・」

「え・・まずいな・・泉田と聡、今会議室に行って打ち合わせ中だぞ」

「止めなきゃ・・」

「おい、待て・・美紀子を行かすから・・」

朝からとんでもないことになった。聡と水島君がバトルかも・・

それだけは・・・避けたい・・

美紀子さんが中の様子を見に行った。

数分後・・・美紀子さんが少し怒りながら戻ってきた。

「美紀子さん・・どうでした・・」

「一発づつこのファイルで叩いてやったわ・・」

「へ?」

「聡は・・潤子のことで玲がどれだけしんどい思いをしていたか言ってやった。
泉田は・・聡のことわかっていて、玲にちょっかいかけたこと。」

「でも・・叩くことは・・・」

「玲に謝れって言っておいたから・・そのうち来るわよ」

「私!」

「はい、これでおしまい。聡はもうすぐ帰るから・・って」
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