あいつと最後の恋愛・・・できますか
「玲・・ごめん・・ちょっと疲れた。先寝るわ・・」

ご飯を食べた後、そのまま寝室へ行ってしまった。

これは聞いてもいいのか・・ダメなのか・・・

聡があれだけ悩むということは・・・私に言えないことがある・・・

でもあえて私から聞くこともできないし・・・そっとしておこうと思った。

片付けも終わらせ、お風呂に入って寝室へ行った時には背中を向けて寝ていた・・

起こさないようにそっとベットに入り、何も言わずに眠った・・・。

聡のことが気になって眠れない・・・

目は瞑っていたが、寝ることはできなかった。

暫くして聡が起きたのがわかった。

静かに部屋を出ていった・・・。

気になったが行っていいのか悩んだがそっとしておくことにした。

今は夜中の2時・・・

どうすることもできずベットで聡が戻ってくるのを待った。

朝方・・ベットに戻ってきた・・少しお酒の匂いがした。

いきなり私を後ろから抱きしめてきたので、驚いたが、寝ぼけたふりをした。

「ん・・・・・何?」

「もうすぐ・・朝・・だよ」

「ねえ聡・・お酒の匂いがする・・」

「ごめん・・さっきまで飲んでた・・・」

「もう・・起こしてくれたらいいのに・・・」

「寝てたから・・止めた」

「おはよう・・・聡は寝てていいから・・後3日休みだし・・」

「そうする・・ごめんな・・」

一人起きて寝室から出て行った。
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