あいつと最後の恋愛・・・できますか
結局寝不足・・・2日目突入・・・。

私の体力も少し限界がきていた・・。

リビングに残っていたお酒を見て驚いた。

「これ・・飲み過ぎだわ・・・」

片付けをして、聡の朝食を作り置きして、会社へ行く準備をし

聡には声をかけることはなく静に出ていった・・・。

あくびが止まらない・・・あくびをかみ殺しながら駅まで歩いた。

会社に着く前にコンビニにより、眠気覚ましのドリンクを買って行った。

「おはよう・・ございます・・」

「おはよう・・って玲、あんた顔色悪いよ・・」

「大丈夫ですよ・・」

「あら・・頑張った?」

「違います・・・」

デスクに座り、買って来たドリンクを飲み仕事に取り掛かった。

今日は敏則とのやり取りだった・・。

向こうから送られてきたメールを見てその返事を送るのに一日はかかる。

調べたり、連絡したり、こっちで手配したりと、動きっぱなしだった。

体力には自信があった私でも気分が悪くなってきた・・・。

昼休みもあまり食欲がなくて、軽く済ませ、仕事の続きをした。

「玲・・ちょっといい?」

美紀子さんに呼ばれ、打ち合わせ室へ行った。

「何でしょう・・」

「聡がさっき来たの・・辞めるって辞表を出したわ・・」

「私も昨日、聞きました・・・」

「理由はさっき聞いた。玲・・あんた大丈夫なの?」

「今の所は・・・」

「聡が心配ね・・何か悩んでいるみたいだけど・・・」

「今は・・聞かないでいようと・・・」

「そっか・・・これから大変だけど頑張ってね・・」

「はい・・心配かけてすいません・・では失礼します・・」

急いで仕事に戻った。
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