あいつと最後の恋愛・・・できますか
バーの前に着いた。聡が扉を開けてくれた

カウンターに座った。

「聡・・・今、何であんなことしたの・・」

「玲が気になったから・・・」

「あんたはバカ?私にしたって何もないよ。それに彼女に仕返しのつもり?
 ほかの女にしてよ。私はごめんだわ。」

「営業2課の山田。あいつが浮気相手なんだ・・・」

「何で?知ってるの?」

「山田が謝って来た。すまんって」

「で何で別れないの?」

「あいつが別れたいって言わないから・・・」

「ばかみたい・・・聡、あんた情けないね・・・」

「・・・何とでも言えよ」

「もしかして・・彼女惚れてるの?」

「まさか・・」

「もうわかんないわ・・この酔っ払い」

「今晩は付き合えよ」

「この店までね」

「ああ」

二人でジンロックを飲んだ。

飲む量が増えて結局、聡は少し酔っ払った。


「聡、帰るよ」

「わかった」足取りがあまりよくない・・・

結局駅前まで送ることになった・・・
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