あいつと最後の恋愛・・・できますか
バスローブ姿で部屋に戻り、ビールを飲みながらベットの上でゴロゴロと

過ごしていた。

「ねぇ・・もう寝ないと・・」

「そうだな・・・」

着替えようとベットから降りようとした時、腕を引っ張りベットに寝かされた。

「あの・・着替え・・たい」

「・・・このままでいい・・」

じっと見つめながら腰辺りの紐をゆっくりと解いた・・・

「あのさ・・どうする気?」

「玲のこと・・抱く・・」

「また?・・・」

「もっと・・玲がほしいから・・・」

胸元の合わせた所にゆっくりと手を滑り込ませてきた・・・

その手の動きに身体がビクッと反応して聡の腕を抑えた。

「それ以上は・・・・」

「諦めろ・・・」

少し強引にバスローブを広げ首筋に顔を埋めてきた・・・

首筋に当たる聡の唇が私の身体をその気にさせていった・・・

熱を帯びていき徐々に力が抜けていく・・・

じっと目が合った時・・・静かに唇を重ねた。

もう今夜は・・・聡にされるがままでいい・・・

こんなにも愛情を感じながらお互いが求めあうなんてアメリカ以来だった・・

聡の頬に触れじっと見つめた・・・

「聡・・・愛してる・・・」

「その潤んだ目で言うな・・・反則だろ・・」

そっと私の頭を撫でて唇を舌でそっと舐め少し開いた唇に

舌を入れからませながら唇を塞いだ。

そのまま聡に身体を委ねた・・・

時々囁かれる声に答えたくても声が掠れて出なくなってきた・・

首に腕を回して離れないように自分からも聡を求めていった・・
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