あいつと最後の恋愛・・・できますか
その後、私は沙織に・・聡は健二に連絡を入れた。

沙織は良かったねおめでとうと喜んでくれた。

健二は今度ちゃんと話を聞かせろと言ったらしい・・・

「さてと・・・後は・・・退職願い書かないと・・」

「そのことだけど・・」

「何?」

「本当に・・・今辞めるのか?」

「・・・うん。決めたから」

「玲は決めたら何を言っても変えないもんな・・・」

「・・・いい機会だった・・それに私も自分で凄く悩むと思ったの・・
でもね・・案外あっさりと決まってしまったわ・・・仕事より・・・」

「ん?何だ?」

「内緒・・」笑って誤魔化した。

ふと・・テーブルの上にあった封筒が目に入った・・

「あ・・ドレス・・・」

「俺も・・決めないと・・・」

デザイン画を広げて悩んで決まらなかったので、薫子さんにお願いした。

薫子さんの返事は・・・それじゃ・・当日お楽しみに・・・と言っていた。

瑠璃さんからのメールが届いた。

二人の結婚式・・日取り変更・・12月1日土曜日と決まった。

「ねぇ・・・これって・・・大丈夫?」

「・・・マジか・・・」

「まぁ身内だけだし・・・行けるか?」

「桜が・・・どうかな・・・」

「そろそろ出産だろ?」

「そうなの・・」

お互いのスケジュールが忙しくなっていくことにため息がでてしまった・・・。

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