あいつと最後の恋愛・・・できますか
「まぁ・・俺は海外に住んでたこともあるし・・・そこんとこは気にならない
けど・・沙織がな・・・」

「暫くは・・・単身赴任になりそうだね・・」

「そうだな・・・」

「健二・・大丈夫だよ・・沙織なら一緒に行くかもよ?」

「え?」

「実は・・・海外事業部の移動って・・本当は沙織だったの・・」

「「え!」」

「けど・・妊娠したから、私ってことになって・・・だから、もしかしたら
沙織が妊娠してなかったら・・・健二が大変だったかもよ」

「マジか・・それ」

「うん・・」

「沙織も留学経験あるでしょ、だから呼ばれたんだと思うよ」

「健二・・・まぁ頑張れよ・・」

「そうそう・・私達の後だけど・・」

「仕方ない・・これも運命ってやつか」

「そうだな・・」

3人で笑い飛ばして、健二も沙織が心配なんですぐに帰った。

「健二も大変だね・・・」

「あいつも親父になるしな・・これからだな・・」

「そうね・・・聡だって・・そのうちそうなるのよ」

「え?・・もしかして・・玲?」

「今は、できてない。そのうちってこと」

「じゃ・・今夜は・・頑張ろう」

「聡!明後日・・式よ」

「わかってる・・」

そう言いいながら、私の唇に触れてきた。
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