あいつと最後の恋愛・・・できますか
いよいよ前日の日・・・お互いが実家に帰る事になった。

荷物をまとめて、私は会社へ・・聡は私の荷物を届けた後、実家へ・・

会社で普通に仕事をこなしていると、聡が会社へやってきた。

「おう!どうした?」

課長のデスクの前で話をしていた。

「どうしたの?」

「最後の手続だよ・・」

「あ・・そうか・・本当は今日で退社だもんね・・・」

「いよいよ明日だな・・」

「課長と美紀子さんは来てくださいね・・・」

「いいのか?本当は身内だけだろ?」

「健二と沙織と課長夫婦は特別です・・・」

「そっか・・喜んで行かせてもらう・・」

「今日はうちの妻は残業させないでくださいよ・・」

「あたりまえだろ!本当ならもう帰ってもらってもいいんだぞ」

「え?ダメです・・まだ仕事が残ってます」

「・・・じゃ旦那の聡!また明日な」

「では・・よろしくお願いします・・」

「じゃ・・玲・・明日な・・」

「はい・・それじゃ・・」

聡が帰る所を見送った。

「これでやっと・・玲ちゃんも落ち着くな・・・」

肩をポンと叩いて課長が席に戻っていった。




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