あいつと最後の恋愛・・・できますか
今夜の食事は楽しかった半分・・寂しかった半分・・

そんな夕食に終わった。

リビングでのんびりしていても何だか落ち着かない。

「ねぇ・・父さん」

「ん?挨拶なら・・いらないぞ」

「じゃ・・プレゼントがあるから・・母さんも一緒に座って」

「あら?何?」

「大したものじゃ・・ないけど・・」

二人にお揃いの腕時計をわたした。

「ありがとう・・でも・・高かったでしょ・・」

「いいの。気にしないで」

「玲・・ありがとうな・・大事にするから」

「父さん、母さん、今までお世話にりました。大したこともできなったかけど・・」

「何いってんの!ばかね・・もう十分よ!」

「玲・・これから大変なことが続くが・・がんばりなさい」

「そうね・・まさか聡が水島の御曹司だったなんて・・思ってもみなかったから・・」

「それも運命・・・玲と出会って結婚するのも運命・・」

「私がここに産まれ育ったことも運命だもんね」

「そうね・・」

「明日早いから・・・もう寝るね・・」

「ああ・・おやすみ」

「母さんも早く寝てよ」

「はいはい・・」

私の部屋はもう無いので客間に向かった。
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