あいつと最後の恋愛・・・できますか
「聡~玲~私も寝ていいかな?」

「どうぞ。でもHはダメよ~」

「人の家でしないわよ」

「まぁキスぐらいなら・・許す」

「って玲!あんたの家じゃないでしょ!」

「そうだ・・ごめーん。聡はどう思う?」

「玲の言うとうり。そこそこで・・」

「あんた達こそ私達がいること忘れないでね」と言い返してきた。

「しないわよ!」

「俺は・・どうかな~」と笑った。

「聡・・叩くよ」睨んだ。

「やらねえよ」と笑いながらワインを飲んでいた。

沙織が健二のいる部屋へ行った・・・

二人でソファーに座って飲みなおした。

「玲・・・さっきのことだけど・・」

「もう・・今思い出したら恥ずかしいからやめて」

「俺も心臓が痛い・・」

「大丈夫?」と顔を覗いた。

「嘘・・でもドキドキはする」と言って私を抱き寄せた。

お互いの心臓の音が早くなっているのがわかる・・

「聡・・・」そっと見上げた。

「ん?」やさしい顔で返事をしてくれた。

私から聡にキスをした・・

聡は一瞬驚いたが・・・そのままキスをしてくれた・・

甘くて・・溶けそうで・・お酒のせいか、熱くなってきた。

離れてはまた重なり・・二人で時間に流されていった・・

もうすぐ夜が明けになる所だった・・
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