あいつと最後の恋愛・・・できますか
2杯めを飲み始めた・・・

「あ~仕事の後のビールておいしいわ~」

「今日は最高に上手いだろ?」

「・・・う~ん・・確かに・・」

「考えないと出ないか?答えが」

「色々あったからな~今日だけでも・・・」

「まぁいつもみたいに飲んだらいいんじゃないか?」

「だーねー」少し陽気に返事をした。

それを見て聡も笑っていた・・・

「明日も仕事だし、もう少ししたら帰るか?」

「まだ・・・飲みたい・・」

「じゃ あと1件な」

そう言っていつものバーへ向かった・・

お店に入ると、見慣れた人が座っていた・・・。

「あ・・・健二だ・・」

「隣、沙織じゃねぇなあれ・・」

「やば・・帰ろっか・・」

その時、パンと乾いた音がした。

健二が女性に叩かれた・・・

女性が怒りながら、こっちに向かってきた。

よく見ると、受付の子だった・・

彼女は何も言わずそのまま店を出て行った。

健二が気づき手招きをしていた。

歩いてカウンターに座った・・・

「健二大丈夫?」

「ああ・・沙織の為だよ」

「うわぁ~健二、男前だね~」

「玲、ありがとな。このことは沙織には内緒な・・」と口止めされた・・

「ってお前ら、仕事の帰りか?」

「うん。2件目」

「そうだ聡!お前、気をつけろよ」健二か突然言ってきた。

嫌な予感がした・・・

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