あいつと最後の恋愛・・・できますか
「課長さ・・玲の回りにいないか?」

「あ・・・それな・・いるぞ」

「やっぱり・・・」

「玲、聡から離れるなよ」

「何で?」

「おかしなことになってる・・玲、お前とやり直そうと考えてるみたいだな」

「健二、ありがとね・・でも大丈夫。私、聡と付き合うことにしたから」

「そっか・・良かった・・っていつからだ?!」

「さっき・・決めた」と少し照れながら言った。

「ああ、健二、心配するな。玲は俺が守るから」

「わかった・・俺の部署の課長だから、もし変なことになったら
 連絡する・・それにしても課長も何で今更なんだろうな・・・」

「誰にも相手されてないんでしょ」

「玲、お前も標的になってかわいそうだな・・」

「大丈夫。私には聡がいるから」にっこり笑った

「玲が無事に済むのと、付き合った祝いを兼ねて・・・」3人で乾杯をした。

「ところで、清算のほうは?」

「あ・・・さっきで全部、終わったよ」

「大丈夫なの?沙織が心配だわ・・」

「大丈夫だよ。だれも沙織には手を出さないよ」

「そうかな・・?」

「もし沙織何かあったら頼むわ」

「任せて。お互いさまだけどね」

「聡も頼むな」

「任せろ」

そう言って健二は帰って行った。

< 62 / 441 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop