あいつと最後の恋愛・・・できますか
途中で買い物をして、食材とお酒を買い込んだ。

「こんなに飲むかな?」

「余ったらあいつら呼べばいいし・・・」

聡の家に着いた。

「おじゃましまーす」

「どうぞ」

綺麗に片付いた部屋だった。

「聡って綺麗好きだね」

「お前が来るから片付けた。でも物がないから変わらないけどな」

ゆっくり飲みたい為、さっさと夕食の用意をした。

食べるというより酒の肴だった・・

作っている間に聡がお風呂に入っていた。

出来上がったので呼びに行った。

「聡~ご飯できたよ~」

「わかった今行くわ」と湯船から上がる音が聞こえた。

ドア越しから先に入ればと言われた。

お言葉に甘えてそうさせてもらった・・

「ビール飲んでていいからね」といってお風呂へ行った。

「ああ・・ゆっくり入れよ」ソファー寝転がって言ってくれた。

待ってもらっているので、さっさと洗って出てきた。

「早!ゆっくりでいいのに・・」

「これでも30分は入ったよ」髪を拭きながら言った。

「じゃ・・・食べよう」夕食が始まった。

「玲・・・あのさ・・」

「ん?」

「嫌なら帰れよ」突然言って来た。

「は?意味わかんない」と返した。





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