あいつと最後の恋愛・・・できますか
こんな感情をさらけだす自分に驚いた・・

触れられる所すべてが熱くなって溶けていきそうなる・・

「聡・・」おかしな声が出そうになってぐっと自分の指を噛んだ。

「我慢しなくていいよ・・玲の声・・もっと聞かせて・・」

耳元で囁かれた声に感じている・・甘い声が漏れた・・・

さらに弱い所全てを指と唇で触れてくる・・・

「もう・・ダメ・・聡・・」声にならない声で答えた・・・

「玲・・」名前を呼んだと同時に聡のすべてが私の身体を満たしていった・・・

ベットのシーツをギュッと掴んだ・・・

掴んだ手をギュッと握りしめてくれた・・・

指を絡めてお互いのつながりを確かめる・・・

もう自分の身体じゃないような錯覚に襲われた・・・

「さと・・し」声にならない・・

「玲・・愛してるよ」耳元で囁かれた。

その言葉の後、頭の中が真っ白になった。

絡めた指にぐっと力が入った後、その後意識が遠くなっていった・・・

聡の気持ちで全身が満たされたのを感じた・・・


聡と初めて一つになった夜だった・・・





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