あしたになれば
しかし、懐中電灯は2本しかない、慎太郎は苦笑し
「学校で公平さんの分も探したんですけど、見つかりませんでした」

公平は少しふてくされながら
「慎太郎は無しでいいだろ?」

慎太郎は困った顔をした
辰巳は思い出し携帯をだした。
「俺は携帯のライトで大丈夫だよ」

慎太郎は、ほっとした顔をする。

「辰巳君助かります」

「気にするな、それで、まだ奥なのか?」

慎太郎は申し訳なさそうに、「あっ、えっともう少し先です」

公平は呆れながら、「だいぶ奥に行ったんだな」
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