あしたになれば
辰巳は話題を変えたいが、こういう時に限って思いつかない。

公平は話を変えない、
「毎日想いを書き続けるって事は、辰巳の事が本当に好きなんだなぁ…うんうん」

公平は一人納得するが、慎太郎は不思議な顔をする
「んっ?同じ人物ですか?」

「あぁ…」
辰巳はそっけない、慎太郎は首をかしげる。
「えっ?あいつといつ辰巳君は会ったんですか?」

辰巳は一瞬止まり
「ん?あいつ?ラブレター書いてる奴知ってるのか?」

慎太郎は、とぼけた顔をし「はい、知ってますよ、だけどいつ会ったんですか?」
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