あしたになれば
辰巳は、眉間にシワを寄せる
「会ったことないよ、てか、なんでお前が書いてる奴知ってるんだよ!?」

「えっ…、いや…今日クラスで辰巳君がラブレター貰ってたって話したら、1週間前に村井がラブレターを辰巳君の下駄箱に、入れてる所を見た奴がいたんですよ」

辰巳は聞いたことない名前だ、公平は驚いていた
「村井?登校拒否してる、あいつか?」

「あっ、はい」

それを聞いた辰巳は、嫌悪の顔をした。

―俺が来て3ヶ月も登校拒否の奴に?
用事がある限り出歩いたりしないのに、気色悪い…

「いつ見られたんだろうな…?」

公平のその一言を最後に沈黙になる。
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