あしたになれば
教室に入ろうとすると人の気配を感じた

おもわず隠れてしまった、静かに教室の中を伺う

誰もいなかった

(気のせいか…)

自分のロッカーに行き体操着に着替える


後ろに気配を感じた、後ろを見ようとすると、首筋に冷たく尖った何かを付きつけられた

―えっ?

理解ができない、公平達のイタズラであってほしいと思う、しかし、辰巳の知らない男の声で「お前は人間か?」

更に理解ができなくなる
だが、ひとつだけ分かることがある、それは男から不快な匂いがするという事が…
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