あしたになれば
奈央は、邦裕の顔をに焦り
「違う、まだ始まりだから、分かんないから」

邦裕は、複雑な気持ちになる

「まだまだ、俺は未熟者だからしょうがないよ」

「ううん、そんな事ないよ、先が気になるもん」

「ありがとう」

奈央は、申し訳なさそうな顔をする、微妙な空気になる。

「…終わったから、報告してくるね」


邦裕は報告しに行った。奈央は立ち尽くす。
ガレージを出ると、この町に来たときより、雨が激しくなっている事に気付く。

(早く、帰らなくちゃ)

急いで呼び、ガレージに連れていく。
ガレージに入ると、母親は奈央が居ることに驚く。

「奈央、ここで何してるの!?」

「今井さんの作業みてた」

申し訳なさそうに邦裕を見て、
「奈央がすいません、邪魔でしたよね?」

邦裕は頭を掻きながら、
「いやいや、全然大丈夫でしたよ」

更に申し訳なさそうに、
「気を使ってもらってすいません」
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