あしたになれば
(奈央のペースにハマっちゃ駄目だ)

そう思い、邦裕から話題をふる様になった。

奈央と話していると、バスを待つ時間も短く感じる。

――バスが来た


乗客は、4人しかいない。奈央と邦裕が乗車すると、二人の会話だけで、何人もの乗客がいるようになる

だが、4人の乗客は、奈央と邦裕がここまで楽しく話している事に、不審を感じっている様だった。

二人は気にすること無く会話を続けた。
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