JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「相沢のチュー、おいしい」
唇を挟み、何度も唇を口に含む倉坂さん。
「うめぇな」
エッチな音が響く車内。
倉坂さんの舌が、私の舌を探る。
絡み合う舌に、体の力が抜けていく。
好きって、言いたい。
好きって伝えたい。
もう、我慢できない。
「好きです」
先に言ったら負けなのはわかってる。
でも、言わずにいられなかった。
「俺の何を知ってんだよぉ~」
と首筋を軽く噛む。
好きだと、返して欲しかった。
また誤魔化すんだね。