JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「俺が悪い男だったらどうすんだよ」
そう言いながら、私の服の中に手を入れた。
ゴツゴツした指先が柔らかく私の肌を撫でる。
「悪い男だったら、とっくに手を出してるでしょ?」
私がそう言うと、倉坂さんは鋭い目つきになった。
「じゃあ、手出してやるよ」
私の下半身に手を伸ばす倉坂さんは、今までに見たことのない男の顔をしていた。
「俺、悪い男だから」
抱かれるの?
私、倉坂さんとエッチしちゃうのかな。
大好きだから、後悔はしない。
でも、やっぱり倉坂さんの気持ちが知りたい。
こんな中途半端な関係で結ばれちゃったら、どうなるの?