JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】


「俺が悪い男だったらどうすんだよ」

そう言いながら、私の服の中に手を入れた。

ゴツゴツした指先が柔らかく私の肌を撫でる。


「悪い男だったら、とっくに手を出してるでしょ?」

私がそう言うと、倉坂さんは鋭い目つきになった。


「じゃあ、手出してやるよ」


私の下半身に手を伸ばす倉坂さんは、今までに見たことのない男の顔をしていた。


「俺、悪い男だから」


抱かれるの?

私、倉坂さんとエッチしちゃうのかな。


大好きだから、後悔はしない。

でも、やっぱり倉坂さんの気持ちが知りたい。

こんな中途半端な関係で結ばれちゃったら、どうなるの?



< 105 / 331 >

この作品をシェア

pagetop