JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
私は仕事を終えると、倉坂さんのデスクへと向かった。
そこには誰もいなかった。
「倉坂?もう帰ったよ」
と上司の人が教えてくれた。
どうしたの?
せっかくのデートだったのに。
絶対、ゆめちゃんの書き込みのこと知っちゃったんだ。
早く誤解を解きたくて、駅までの道を探して歩いたけど、どこにも倉坂さんはいなかった。
私が悪いんだ。
ゆめちゃんの誘導尋問に引っかかった。