JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「お願い、倉坂さん。ごめんなさい。私、ちゃんと話したい」
「やらせてくれないなら、もういーらね」
そう言って、倉坂さんは、私の肩に手を乗せた。
「じゃーな、相沢さん」
「待って!!お願い。1時間後、正面玄関で待ってる!!ちょっと散歩しない?」
「俺、やらせてくれる女の子探すから、行けないよ」
倉坂さんはそう言って、私をにらむ様にして見つめた。
ごめんね、倉坂さん。
本心じゃないよね。
私が傷つけちゃったんだよね・・・・・・
「いつまでも待ってるから!!」
そう言って、私達は別れた。
話したい。
また心と心が通い合うことはできる?