JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「やらせてくれる女なんていくらでもいるけど、そんなの俺にはいらない」
「ゆめちゃんとエッチしてないって信じてる」
私は、少しだけ疑ってしまっている自分の心を楽にしたくて、そんなことを言ってしまう。
「しないよ。俺のこと本気で好きな子に、そんなことできない。それに、今の俺はもうそんなことどうでもいい。エッチとか別にいらない」
「そう、なの?」
倉坂さんの真剣な顔が、緩む。
「何?今、寂しいって思った?俺とエッチしたいって思っただろ」
「そんなの思ってない・・・・・・もん」
腰に回された手が胸元に来る。
「嘘だぁ~!俺としたいんだろ?」
「もう、いじわる」
胸元に来た手が私の体を熱くする。