JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】

「飯食おうぜ。なんか買って、公園で食べる?」

「うん!!それいいね!」

空中公園の奥には、ピザや持ち帰りパスタなんかのお店もある。
クレープやアイスクリームのスイーツコーナーもあるんだよね。


「ビールでも飲む?」

「公園でビールっていいね」

黒ビールとピザ、ソーセージを買い、木製のベンチに並んで腰掛けた。

私たちを照らすオレンジ色のライト。
視界に入る遠くの木々は、ブルーと白のイルミネーションでとても綺麗だった。


「じゃ、お疲れ!」

ビールで乾杯し、フ~っと息を吐く倉坂さん。


「トラブル、大丈夫だったの?」

旅行から帰ってすぐに呼ばれるくらいだから相当なトラブルだったんだろう。

「んん~。さすがに疲れた!だから、今日はずっと一緒にいて」


低い声で甘えられると、ほんとにドキドキする。

体と体が少し当たる距離。


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