JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「すっぴんノーブラで来いって言ったのに、ノーブラじゃなかったからなぁ。どうしようかな~。あとでチューしてくれたら考え直してもいいけどなぁ」
「もうっ!いじわるぅ~」
「ははは。耳元で、俺に好きって言ってみて」
時々甘えるような声を出す倉坂さん。
明らかに変化が見られる。
これが恋人同士になったってことなのかな。
「好きです」
倉坂さんの耳に近付いて、囁いた。
こんなことするの、初めて。
「壮志って呼んでもいいけど」
「恥ずかしいよ」
「じゃあ、彼女にはなれないな」
「え?」
とラブラブな会話をしながら、ふたりの心の距離も縮まる。