JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「大事な後輩なら、戻れるんじゃない?」
壮志さんは、私の不安な気持ちをわかってくれていた。
「まぁ、仕事的にはお前の方が上なんだから、何もびびることない。最悪な状況になったとしたら、向こうが辞めればいい」
そう言った後に、大丈夫大丈夫と私の手を握ってくれた。
この件は、落ち着くまで真佐には相談しないことにした。
もっと複雑になってしまいそうだし、真佐のことだから裕美子を呼び出して、本当のことを言いなさい!って言いそうだもんね。