JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「エレベーターが止まった記念にキス、してみる?」
私の返事なんて聞かずに・・・・・・
キスをしてきた。
午後2時らしい、爽やかキス。
「ちょっと!!会社でそんなことしちゃだめですって!」
拒否ろうとするけど、私の体は彼を求めていて。
「ふふふ~ん」
と微笑んだ倉坂さんは、午後2時にはふさわしくない、超エロエロキスをしてきたのであった。
「あん」
いやらしい声が漏れてしまった。
だって、倉坂さんのキスってば、本当に気持ち良くて・・・・・・
例えるなら、あったかいマシュマロを口に含んだような。
「お前、エロいな」
そんなことを言う倉坂さんにまた感じてしまっている。
このままエレベーターが止まっていてくれたらいいのにと、心から願っている私。
「こんなことして、平気な顔でまた仕事するんだろ?相沢ってエロいな」
「って!!倉坂さんがエロいんですよぉ」
言い返しながらも、私の舌は倉坂さんを求めていた。
また絡み合う舌。
好きな相手だからそう思うだけかもしれない。
でも、私と倉坂さんの舌は、相性が良いと・・・・・・思う。
ひとつになる感覚。
好きです。
好き過ぎます。