JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】

腰に手を回されたまま、会計をし、店を出た。

店から出た私達はもう我慢できずに、すぐにキスをした。

何度も何度もしたキスだけど、やっぱり今日のキスも最高。

お酒の匂いのするキスで、もう立っていられない。


タクシーに乗り込んだ私達は、タクシーの中でも何度かキスをした。

自分が人前でキスをしちゃう人間だったなんて知らなかった。

腰に回された手がどんどん上に上がり、ブラのホックを外された。

「だめだよぉ」

酔っているのに器用な手。

タクシーの運転手さんはきっとうんざりしているだろう。

「そこ、右でお願いします」

背中から服の中に手を入れながら、壮志さんは道を説明する。


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