JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
会社のエレベーターに乗り込む。
顔を上げると、倉坂さんがいた。
朝から会えるなんて、私達って運命じゃない??
「おう、おはよう」
そっけなくそう言った倉坂さんのドSっぷりにまたドキドキして。
「おはようございます」
と挨拶を返した後に、倉坂さんの隣にいるゆめちゃんに気付く。
また勝ち誇った目で私を見ていた。
でも、今日の私は負ける気がしない。
昨日のキス以上のキスはないもん。