JUICY KISS ~あなたの唇独り占め~【番外編追加】
「仲直りしてから練習しようか」
そう言った倉坂さんは・・・・・・
久しぶりのキスをくれた。
「いくらなんでも、自分に好意を持ってくれてる後輩に手を出したりはしない。そこまで俺は悪い男じゃないよ」
耳元でそう囁いた。
「誤解して、ごめんね」
「やっぱり、スネてたんだぁ?相沢」
「だって・・・・・・」
続きを言おうと思ったら、唇を塞がれた。
さっきの優しいキスとは違う情熱的なキス。
舌先を私ののどの奥まで届かせる。
舌と舌が溶け合うようなキス。
唇に挟まれる舌。
漏れる吐息が色っぽい。
「あい、ざわ」
このまま、抱かれてしまいたい。
このまま、ここで。
きっと、同じ想いでいてくれている。
そう感じる時間だった。
必死でその先を我慢しているような倉坂さん。